キャンプも終盤を迎え、2020年のプロ野球ペナントレースが迫ってきました。今年は東京オリンピックイヤーとなり、2008年以来の出来事であります。注目のルーキー、MLBで実績のある外国人の参戦、新たなスター誕生など楽しみなことが多いですが、そんな中で今回はメジャー挑戦への意欲を示した選手についてまとめたいと思います。
第1回は日本球界屈指のスピードスター西川遥輝選手です!
プロフィール
西川遥輝 (にしかわ はるき)
ポジション 外野手
投打 右投げ左打ち
身長/体重 181cm/79kg
生年月日 1992年 4月16日 (27歳)
智辯和歌山高校で甲子園で活躍し、2010年のドラフト会議で内野手として北海道日本ハムファイターズから2位指名を受けて入団した。高校通算13本塁打。一塁までの到達時間が3.57秒を記録する俊足の持ち主。イケメンで球界屈指の人気プレイヤーだ。
同世代
同じ1992年世代には、山田哲人、山崎康晃、千賀滉大、源田壮亮、外崎修太、有原航平、甲斐拓也など侍ジャパンでも活躍するトッププレイヤーがいる。
MLBには、ジャッジ、サンチェス、シンダーガード、ブライスハーパー、スネル、ストーリー、ベッツ、マチャド、バイエズなどスタープレイヤーが多くいる。
その他の主な有名人
スポーツ 宇佐美貴史、柴崎岳、武藤嘉紀、山縣亮太
芸能人 本田翼、白石麻衣、剛力彩芽
メジャー挑戦 経緯
西川遥輝選手は2019年12月27日、2年契約2年目となる2020年シーズンの契約にサインした。更改後の会見で「球団には3年前に”夢を追いかけている”という話をしていた。」と答え、球団からも「選手の夢はなるべく応援する」と言われた。と話していた。このことから西川選手は、2016年のオフ、リーグ優勝と日本一になったときからメジャー挑戦を目指していたことになる。
順調なら今シーズンには国内FA権を取得するが、海外FA権はまだ先で、「早ければ早いほうがいい」とポスティングでの挑戦が現実的である。
成績
NPB成績 (2011~2019)
2011年 一軍出場なし
2012年 71試合 .239(134-32)2本 13打点 7盗塁 OPS.654
2013年 85試合 .278(281-78)2本 26打点 22盗塁 OPS.728
2014年 143試合 .265(555-147)8本 57打点 43盗塁 OPS.732 盗塁王
2015年 125試合 .276(442-122)5本 35打点 30盗塁 OPS.759
2016年 138試合 .314(493-155)5本 43打点 41盗塁 OPS.803
2017年 138試合 .296(541-160)9本 44打点 39盗塁 OPS.794 盗塁王
2018年 140試合 .278(528-147)10本 48打点 44盗塁 OPS.796 盗塁王
2019年 142試合 .288(548-158)5本 41打点 19盗塁 OPS.778
通算成績
982試合 .284(3522-999)46本 307打点 245盗塁 OPS.769
主な表彰
ベストナイン2回(2016.2017) ゴールデングラブ賞3回(2017.2018.2019)
プロ2年目から一軍で出場し始め、自慢の足を活かし、ヒットと盗塁を積み上げた。2016年の日本シリーズではサヨナラ満塁ホームランを放つなど勝負強い打者だ。今年中に1000安打、1000試合出場、50本塁打、300盗塁を達成して、メジャーからも熱望される活躍を期待したい。
2020年成績予想
140試合 .310(540-167)15本 60打点 50盗塁 OPS.850
ベストナイン ゴールデングラブ賞 盗塁王
新キャプテンとしてチームを優勝に導いてメジャー挑戦してほしい。秋山翔吾選手がMLB移籍したため、2020年東京五輪の一番センターとして金メダルを取ってもらいたい。
メジャー
日本人の野手のMLBの評価は決して高くない中、今シーズンは秋山翔吾選手、筒香嘉智選手の2人の外野手が移籍を果たした。外野手はイチローをはじめ、松井秀喜、青木宣親といった選手の活躍もあり、契約できる可能性は高い。特に守備レベル、盗塁、出塁率、若い年齢を見れば手を出す球団は秋山選手より多くなるかもしれない。個人的には、大谷翔平のエンゼルス、マリナーズ、ジャイアンツあたりで、一番バッターとしての活躍が見てみたい。
西川選手と似たタイプのメジャーリーガー
ディー・ゴードン マリナーズ(SEA)
バイロン・バクストン ツインズ(MIN)
ジャロッド・ダイソン パイレーツ(PIT)